2ntブログ
2009年03月06日 (金) | Edit |
霊鷲山 鶴林寺(りょうじゅざん かくりんじ)
●本尊/地蔵菩薩
●真言/おん かかかび さんまえい そわか

本堂

●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師

徳島県勝浦町大字生名字鷲ヶ尾14
十九番札所より約14km歩くと約4~5時間
駐車場20台(300円)山門前

焼山寺の時にも書いたが「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」
の「お鶴」であり、八十八箇所で二番目に難所とされる。

桓武天皇の勅願により弘法大師が開基。
大師が修行をされていると雌雄の鶴が
金色の地蔵菩薩を守護しながら杉の梢に降りてきた。
これは一寸五分の像だったので、大師は三寸の地蔵菩薩を
彫刻し、その胎内に納めたという。
(この地蔵大菩薩は国宝に指定されている)
この雌雄の白鶴の話から寺号が鶴林寺。また、この山の姿が
インドの霊山に似ていることから霊鷲山と名付けられた。
仁王門と本堂の両脇にはそれぞれ一対の白鶴の像が立っている。

両脇にはそれぞれ一対の白鶴の像

この寺は標高570mの山頂にあり、二十一番札所の
太龍寺と向かい合う位置にあり、山の向こうに見える。



二十番札所の納経
二十番札所の納経

☆一口メモ/三重塔
三重塔

本堂の右手にある三重塔は、江戸末期に建てられたもので
各層は、和様、唐様とそれぞれに異なった建築手法が見られる。
江戸末期における代表的建築物で、貴重な三重塔

88の祈り―四国歩き遍路1400キロの旅88の祈り―四国歩き遍路1400キロの旅
(2004/09)
秋元 海十

商品詳細を見る
テーマ:国内旅行
ジャンル:旅行
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック