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2008年03月07日 (金) | Edit |
四国霊場の中で一番多い本尊は?
今回は本尊について書いてみました。

御本尊

☆大日如来
●真言/おん あびらうんけん  ばざら だどばん
真言宗の本尊。すべての仏の中の中心仏。
「光明があまねく照らす仏」という意味を持ち、
あらゆる人に差別無く救いの光を与える。

☆釈迦如来
●真言/のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
釈迦は、仏の中では実在した人物であり、
仏教の開祖でもある。
釈迦は80歳で入滅したが、その姿を表わしたものが
涅槃釈迦如来像。頭を北に、顔を西に、右脇を下にした姿。
四国霊場では、第九番札所法輪寺のみが本尊としている。

☆薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
病気を治し、安楽を得させる仏。
左手に薬壺を持ち、多くの人を救う為に献身している。
本尊としては四国霊場では一番多い。

☆阿弥陀如来
●真言/おん あみりた ていぜい からうん
浄土宗や浄土真宗の本尊。
はかり知れない生命力・光を持つ仏。
どんなに罪深い人でも、この阿弥陀如来を前にし
「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば極楽住生できるという。

☆聖観世音菩薩
●真言/おん あろりきゃ そわか
観世音菩薩は別名観自在菩薩ともいう。
阿弥陀三尊の一つで、あらゆる姿に身を変えて
衆生を救済するという慈悲深い仏。

☆千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく
33に身を変えて人々を救うといわれる。
千の慈悲の眼と手をそなえ、生あるすべての者を
救うといわれる。

☆三面千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく
観世音菩薩には千手観世音菩薩や
十一面観世音菩薩など種類は多い。
観世音菩薩は衆生を救う為、姿を変える仏だからだ。
この三面千手観世音菩薩もその姿の一つで、
面が三つあるのが特徴。

☆十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか
十一の頭、もしくは顔を持つ仏。
十一面の面は救済の多面性を表す。
正面の三面が菩薩面、右の三面が瞋怒面
左の三面が狗牙上出面、後の一面が大笑面
頂上の一面が仏面となっている。

☆十一面千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく
千手観世音菩薩と十一面観世音菩薩が
一つになった仏。
生あるすべての者を救うといわれている。

四国遍路八十八の本尊四国遍路八十八の本尊
(2002/04)
四国八十八ヶ所霊場会、桜井 恵武 他

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