七宝山　本山寺（しっぽうざん　もとやまじ）
●本尊／馬頭観音
●真言／おん　あみりとう　どはんば　うん　ばった　そわか



●宗派／高野山真言宗　●開基／弘法大師

●香川県三豊市豊中町本山1445
六十九番札所から約5ｋｍ歩くと1時間20分
駐車場30台（無料）寺のすぐ前

田園風景の中に、目印のように五重塔が見える。
仁王門はどっしりとした八脚門で、国の重要文化財に
指定されている。



平城天皇の勅願により、弘法大師が一夜のうちに
建立した「一夜建立」の寺と伝えられる。
本堂は正安2年（1300）の再建。
外観は京都風、内部は奈良風と鎌倉時代の
折衷様式の傑作とされ、国宝に指定されている。
本尊は大師が一刀三礼で刻んだ馬頭観音。
馬頭観音を本尊としているのは
八十八カ所でこの寺が唯一




七十番札所の納経

☆一口メモ／五重塔


遠くからでもよく目立つ五重塔は、札所を目指す
お遍路さんには格好の目印になる。
弘法大師が建立した五重塔だが、
損傷が激しく見る影もない有様だったのを
明治43年に復興させたもの。

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