金輪山　泰山寺（きんりんざん　たいさんじ）
●本尊／地蔵菩薩
●真言／おん　かかかびさんまいえ　そわか



●宗派／真言宗醍醐派　●開基／弘法大師

●愛媛県今治市小泉1-9-18
五十五番札所から約3ｋｍ歩くと約50分
駐車場50台（無料）門前



のどかな田園風景の中に立派な石垣が印象的。
珍しいことに、この寺には山門が無い。

この地を訪れた弘法大師が、川の氾濫で困っている人々を
先導して堤防を築き「土砂加持」の秘法を教えた。
満願の日に地蔵菩薩を刻み本尊として安置した。
高台にある落ち着いたたたずまいの境内には、大師堂の向いに
六道輪廻を表わした地蔵車もある。








五十六番札所の納経

☆一口メモ／不亡の松




大師堂のそばにあった「不亡松」は大師が寺を建立した時に
自ら植えられたものだが、一度枯れてしまい、今は古い切株が
残っている。現在は子株として育っていた一株が植えられている。

☆石像
境内には多くの像が並んでいる。
また本堂横には金剛力士像と、釈迦の弟子であった
とされる「びんずる尊者」の像が鎮座している。

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