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2009年07月11日 (土) | Edit |
瀧雲山 太山寺(りゅううんざん たいさんじ)
●本尊/十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか

山門

●宗派/真言宗智山派 ●開基/真野長者

愛媛県松山市太山寺町1730
五十一番札所より約13km歩くと約3時間20分
駐車場50台(無料)納経所のすぐ下と少し手前にある。
平日なら本堂の手前まで行けるが、急な坂道で狭い。

仁王門から本堂まで約600m近くもある。
納経所のすぐ下にある駐車場からでも
樹木に覆われた参道(坂道)を歩く。
この参道の風情が美しく懐かしくもある。
仁王門は国の重要文化財、本堂は国宝
十一面観世音菩薩像は国の重要文化財だ。

本堂

特に本堂は四国霊場の中でも二番目に古いといわれている。
(嘉元3年(1305年)河野家によって再建。その時代のもの)
その堂々とした構えからは、どこかしら威厳のようなものが感じられる。
この寺の創建者は、豊後の国の真野長者。
長者が大阪に向かう途中、松山の沖合いで風雨に襲われた時
十一面観世音菩薩に祈って難を逃れた。
このことに感謝し、そのお礼として自国で木組みをした建材を運び
一夜にして寺を建立したと伝えられている。
天平年間に、聖武天皇の勅願により行基が
十一面観世音菩薩像を刻んで本尊として安置した。



五十二番札所の納経
五十二番札所の納経

☆一口メモ/聖徳太子堂
         境内の一角にある聖徳太子堂・夢殿には
         法隆寺の夢殿にあるの同じ聖徳太子像が
         おまつりされている。
         太子の聡明さにあやかろうと、受験祈願などの
         お参りがひきもきらない。
         1月15日の「太子祭」には県内外から、大勢の人が
         「おしゃもじ」を持って訪れ幸せを「すくい上げて頂く」という。

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