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2009年05月08日 (金) | Edit |
独鈷山 青龍寺(とっこざん しょうりゅうじ)
●本尊/波切不動明王
●真言/のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ
      そはたや うん たらた かんまん

本堂

●宗派/真言宗豊山派 ●開基/弘法大師

高知県土佐市宇佐町竜163
三十五番札所から約18km歩くと約5時間
駐車場20台(無料)門前

唐に渡った弘法大師は、長安の青龍寺で恵果和尚に
真言密教の奥義を授けられ、真言八祖になった。
帰国にあたって大師は恵果和尚の恩に報いるために
日本にも青龍寺を建立したいと考える。
そこで、「寺院の建立に最勝の地に留まりたまえ」と
唐から独鈷を東の空に投げたという。
帰国した大師が四国巡錫のおりに
ここの松に掛かっているのを見つけた。
そこで不動明王を刻み安置したのが青龍寺の始まり。

山門

仁王門から本堂までは急な石段が続く。
境内には、本堂、大師堂、薬師堂が一直線に並んでいる。
これは、唐の青龍寺を模している。

大師堂

余談だが、近くにある明徳義塾高校出身の横綱朝青龍は
この厳しい坂で足腰を鍛えたという。
しこ名の「青龍」がこの寺号から取られたのは有名な話。



三十六番札所の納経
三十六番札所の納経

☆一口メモ/三重塔
三重塔

石段の途中にある三重塔は、緑の木々の中にあり
鮮やかな朱がひときわ目を引く。

四国八十八カ所めぐり 同行二人。大師が開いた祈りの道へ (楽学ブックス 古寺巡礼 2)四国八十八カ所めぐり 同行二人。大師が開いた祈りの道へ (楽学ブックス 古寺巡礼 2)
(2007/08/29)
宮崎 建樹

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